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札幌ドームが揺れた

2011年のJ2最終節。

コンサドーレ札幌対FC東京戦。

札幌ドームは揺れていた。

3万9千人を超える観客ー立ち見もいた。

超満員の会場を埋める赤と黒のレプユニ。

「いけ、SAPPORO!」

応援の声が、歌が、手拍子が選手の背中を押す。

「サポーターは背番号12」とは、よく聞かされるが、

本当なんだなあー。

12月3日、SB席アウェイ側で観戦していて、改めて強く感じ、背中がぞくぞくした。

特にFC東京に1点返されてからの後半終盤の一体感!

祈るおばさん。

「あと3分」…つぶやくおじさん。

ぎゅっとタオマフ握りしめるお姉さん。

「松尾さん(主審)、時計もう止めろお」と叫ぶお兄さん。

…そして歓喜の一瞬へなだれ込む!

考えてみればJ2の3位を確保しただけなんだが、

この盛り上がりは何なんだ?

…気がついたら試合の写真撮るのすっかり忘れていた。

選手に負けずゴ-ル裏も持てる力量を発揮した試合だった。B席には敷居が高くてちょっと近づけないが毎度、コールリーダーはじめゴール裏の頑張りには、素直に頭が下がる(ただ「やっちまえ」だけは如何なものかなあと思う)。

そして観客もさっぽこを見捨ててはいなかった。こんなにぎっしり詰まったドームは久しぶりに見た。4万人入るハコをいっぱいにできるJ2クラブは数少ない(4日の日ハムファンサービスデーに札幌ドームはまた3万9千人入っていますね。羨ましい…)。

直接の昇格ライバルとなった徳島はいいチームだったが、まだその点で、さっぽこにいま一歩及ばなかったと思う。前節、VS鳥栖戦では試合途中にぞろぞろ帰っちゃったサポがいたーとの話だが、こういうスタンスが結局明暗を分けたんじゃなかろうか。

この試合は、熱烈サポはもちろん、ニワカや久しぶりに観戦に来たファンが、コンサを再評価しサッカーの面白さを再認識してくれる良い契期になるだろう。

いろいろな意味で「12・3」がチーム起死回生への転回点になってくれる事を願う。

試合自体は、瓦斯の力量に押され、後半は脚が止まってヒヤヒヤの連続だったが、妙に失点する感じはしなかった。

1点返されて、観客のテンションは逆に1段階ギアが上がった。

それが目に見えてわかる、肌で感じる。

そこらへんを含め「満員ドーム」の凄さだと思った。

というわけで「札幌、誇らしい」。

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